- 介護職に転職するのが不安な方へ
- 介護職のメリット・デメリット
- 経験を積んで取れる資格
- 未経験の方におすすめの職場
- 未経験の方の転職方法・注意点

こんにちは!
介護士歴12年のあおぴ〜です!
「ケアマネ資格取得」「介護職転職回数3回」の経験を基に、『介護未経験・無資格でも介護転職は可能なのか』説明しますね。
このサイトに来られたということは、
「未経験・無資格で介護転職しても大丈夫?」
「未経験者が働きやすい職場や仕事内容は?」
と初めての介護職への転職で疑問が多く、不安でいっぱいだと思います。
そして、
「介護職は『キツイ』『汚い』『危険』と噂があるけど、実際のところどうなの?」
「未経験者でもやっていけるのか不安。」
と、気持ちの面で介護職があなたにとって、「向いているのか」「続けていけるのか」不安だと思います。
初めての介護転職で、どのような介護の職場に転職すれば良いのかイメージが掴めず、不安ですよね。
介護の職場によっては、未経験で働くには難しい現場もあり、転職を繰り返してしまうことも...。
本記事では、経験を基に「介護職の実際の仕事内容」を紹介しながら、「未経験でも働きやすい職場」を解説!
ポイントは『介護職の実際を知る』こと。
他にも経験を積んで取れる資格やスキルアップ法をお伝えしていきますね。
では、早速見ていきましょう!

初めての介護転職って不安になっちゃうよね。
介護の仕事って聞くと「大変」ってイメージが大きい。
だからこそ、実際のことを知りたいよね。

12年の介護経験を基に、介護の仕事について本音で話します。
未経験でも安心して、介護の世界へ飛び込んでほしいです!
未経験で介護転職は辛い?みんなどんなことが不安なの?
まずは、介護未経験の方が、転職の際に不安になることを挙げます。
- 未経験で介護をするのは辛くて大変そう…
- 給料は安い割に、過酷って聞くけどホントは?
- 初めての介護職。自分に務まるのかな…?
- 介護職って将来性はあるの?
- 未経験で介護職を始めた人は、すぐに辞めたいって思うらしいけど…
- 体力に自信がないけど大丈夫かな…?
このような不安を抱えている方が多いようです。
介護職はマイナスイメージが多かったり、大変だという先入観や口コミも多いのが原因です。
実際に「どのような仕事内容」で、未経験では「どのような職場が働きやすいのか」知ることが、この不安を取り除く一歩になるでしょう。
初めて介護転職される方は、転職活動の仕方が分からないはずです。
介護転職は、他の仕事の転職方法でも少し異なるものがあります。
実際に詳しく介護の転職活動を知りたい方は、後悔しない転職方法を見てくださいね!
👇後悔しない転職方法についてのまとめ記事は、こちらをどうぞ!
介護未経験で転職しようと思ったきっかけ・志望動機は?
そもそも皆さんは、介護職をどんなきっかけでしようと思われたのでしょうか?
- 安定性も高く、ステップアップできる職業だと知って
- ハローワークで勧められた
- 親や友人など、知り合いが介護の仕事をしている
- 学生時代や日常生活で介護との接点があった
- 親の介護を通して
というきっかけが多いです。
知り合いが仕事をしていたら、仕事内容を知ることができます。
ですが、ハローワークで勧められたり、口コミや接点があっただけだと、介護職がどんな仕事なのか分からず、不安になるのも無理はないです。
働く前に、介護の大変さや現状を知ってから就職することで、ギャップを埋めることができます。
そして、納得して介護職をすることで、転職を繰り返すことを防ぐことができますよ。

詳しく介護の仕事の実際について説明していくよ!
不安を解消していきましょう!
介護未経験だと大変って聞くけど、働くのやめたほうが良いの?
介護未経験だと大変だと思っている方も多いと思いますが、
介護職に限らず、他の仕事も初めは慣れるまで大変です。
実際に、新卒で入ってきた方や他の業種から転職してきた方も、最初は悩んでおられました。
ですが、他の職員がフォローしたり悩みを聞くことで、未経験から今ではリーダーになっている方も数多くいます。
介護の仕事が大変だから働かないほうが良いということは、少し違います。
介護の仕事でも、働きやすい職場はたくさんあります!
人間関係がこじれていない職場を選ぶことが、安心して介護未経験でも働ける近道です。
そして、人間関係が良ければ、辛いときでも一緒に頑張ってくれる職員が味方になってくれます!
「人間関係が良い職場の選び方」を知りたい方はこちらも一緒にどうぞ!
- 年齢や学歴、性別は関係ない
- 自分に合った働き方を選べる
- 働きながらスキルアップできる
- 人手不足で転職しやすい
- 需要が高く、再就職しやすい
- 国の待遇改善により給料アップが望める
介護職がおすすめの理由として、この6つの項目が挙げられます。
「安定して仕事がある」「将来性も見込める」ことは、いつクビにされるかわからない不景気の現代にとっては、安心して働くことができるメリットが一番大きいです。
そして、キャリアや経験を積んでスキルアップをすることで、昇格しやすいことも挙げられます。
私自身も各地の研修発表や、海外研修に参加し、介護の仕事を通して様々な体験をしました。
他の仕事にはない経験も積むことができ、自信に繋がります。
次に実際の介護現場を経験して、仕事内容のメリット・デメリットを説明します。
メリット・デメリットをポチッと👆
- 入居者様・利用者様からの感謝の言葉や嬉しそうな表情
- ご家族様の感謝の言葉や、笑顔を見ることができる
- ギクシャクしていた親子関係や、ご家庭内の状態が改善していく
- ターミナル期の看取りを経験し、命の大切さに触れることができる
- 看取り後に、ご家族様に心から感謝の言葉を頂く
- 入居者様・利用者様から人生を教えてもらえる
- 介護技術を身につけることができる
- スキルアップに繋がり、様々な資格取得ができる
- 将来性があり、安定して仕事がある
- 介護を極めれば、介護の講師など、様々な仕事に繋がっていく
- 精神力が鍛えられ、ちょっとしたことでも動じなくなる
- 人手不足で過酷な労働状況の職場がある
- 人間関係が悪い職場がある
- 給料が低く、過酷な労働の職場がある
- 様々な時間勤務や、夜勤をすると生活リズムが狂う
- 体力や精神面で辛い
- 排泄処理など、汚い
- 一瞬の油断で事故を起こすなど、危険と隣り合わせ
- 急変することがあり、とっさの判断が命を左右する
- 介護技術を一から学ぶのが大変
- 「介護職は素晴らしい仕事だ」と理想と現実のギャップがある
介護職に限らず、どの職業でもデメリットは存在します。
介護の仕事内容でデメリットを回避できないものもあれば、できるものもあります。
回避できるものとして、
- 人手不足
⇒人手が足りていて、離職率が低い職場を選ぶ - 人間関係が悪い
⇒就職前に事前に職場見学をしておく - 給料が低い
⇒人材を大切にしていて、スキルアップを後押ししてくれる職場を選ぶ - 介護技術を一から学ぶ
⇒資格取得補助してくれる職場を選ぶ - 理想と現実のギャップ
⇒事前に介護職についてメリット・デメリットを知っておく
が挙げられます。
就職先を決める際に、注意すれば回避することもできるので、「介護職が特別大変」と言われると、そうではありません。
現に私が介護職員として働いている職場も、「人間関係は良い」「給料は良い」「教育制度やスキルアップ・資格補助制度がある」など、かなり働きやすい職場で働いています。
事前にリサーチを重ね、職場見学をしたことで、理想の職場に就職できました。
必ず、「情報収集」「求人を比較」「職場見学」を基本として、選びましょう。
「失敗しない転職方法」を知りたい方は、上記の内容を詳しく書いてあります。
初めての転職に心強い味方になってくれると思うので、ぜひ一緒に読んでみてくださいね!
メリットとしては、上記内容でも書き切れないほどの項目が思いつきます。
12年間介護士をしてきた経験から、辛くて辞めようと思ったことは、正直何度もあります。
ですが、その辛い経験や大変な思いも乗り越えた先に、利用者様やご家族様の感謝の声があり、「介護士をやっていて良かった」といつも心から想います。
そして利用者様の人生の苦労話や言葉を聞き、人生に対する考え方が180度変わりました。
綺麗事のように感じると思いますが、それほど介護の仕事は『素晴らしい仕事』です。
悪い噂が多いために、介護職をするのを迷っている方がおられたら、一度挑戦してみてください!
慣れるまでは大変ですが、きっとあなたの経験とやりがいに繋がるはずです!

介護職をするのを迷っているなら、ぜひ飛び込んでほしいよ!
そして、初めての介護職でも安心できる、職場選びが大切だね!
介護転職は未経験・無資格でも大丈夫?
結論から言うと「無資格でも大丈夫」です!
実際に無資格の方も、正社員・派遣社員・パート職員など、多様な雇用形態で働いておられます。
ですが、介護職として正社員で働きたいという方は、最低でも介護職員初任者研修初任者研修は厚生労働省認定の公的資格で、取得後に身体介護ができるようになります。旧ヘルパー2級の資格と同様のものです。の資格を持っておく方が、仕事の幅が広がります。
資格を取って介護をしたい方や、無資格で介護をしたい方のために、「資格が必要な仕事」と「資格が無くてもできる仕事」を説明します。
そして、介護経験を積むと取ることができる資格や、資格取得補助制度の情報など、詳しく説明していきますね!
職種別の資格有無〜経験を積みながら資格を取るという道も〜
職種別比較【正社員で最低限必要な資格・無資格OKな雇用形態】
特別養護老人 ホーム | 介護老人保健施設 | 有料老人ホーム | 訪問介護 | デイ・デイケア | 病院 | |
正社員の必要資格 | 介護職員初任者 研修 (参考記事に 詳細あり) | 介護職員初任者 研修 | 介護職員初任者 研修 | 生活援助従事者 研修 (参考記事に 詳細あり) or 介護職員初任者 研修 | 介護職員初任者 研修 | 介護職員初任者 研修 |
無資格でもOK | パート・ アルバイト (生活援助・ 事務のみOK) | パート・ アルバイト (生活援助・ 事務のみOK) | パート・ アルバイト (生活援助・ 事務のみOK) | なし (生活援助 従事者研修が ないと 生活援助もNG) | パート・ アルバイト (生活援助・ 送迎・事務 のみOK) | パート・ アルバイト (生活援助 のみOK) |
資格取得補助 | 施設によってあり | 施設によってあり | 施設によってあり | 受けられる ところは少ない | 大手の企業では あることが多い | 受けられる ところは少ない |
『施設で介護職として働く』際は、資格(介護職員初任者研修初任者研修は厚生労働省認定の公的資格で、取得後に身体介護ができるようになります。旧ヘルパー2級の資格と同様のものです。)が必要です。
(介護職員として身体介助をしない場合は、資格がなくても働くことができます。)
資格を取る際は、働きながら介護職員初任者研修を取られる方もおられますし、就職前に取っておられる方もおられますよ。
おすすめは、
就職後に資格取得補助してくれる職場があるので、そのような職場に就職し、資格の勉強しながら働くのが良いです!
資格取得補助がある職場に就職したい方は、介護転職サイトやエージェントを利用し、介護転職が初めてで分からない方も、心強くサポートしてもらえますよ。
資格取得を後押しするサポートがあるサイトもあったり、実際にサポートがある施設を紹介してもらえるので、おすすめです。
訪問介護の場合は、身体介護と生活援助のサービスに分かれています。
家に訪問し、1対1で対応しないといけないので、必ず定められた研修を受ける必要があります。
最低でも、生活援助従事者研修生活援助を専門に行う人材を確保するために2018年4月より新たに創設された公的資格。を受けていれば、生活援助のみ行うことができます。
身体介助を行う場合は、介護職員初任者研修を受けていないと行うことができません。
登録ヘルパー(パート・アルバイト)として働く場合、生活援助と身体介助では時給が異るので注意が必要です。
生活援助の方が、時給が100〜500円ほど低く、差が出ることがありますよ。
正社員で働く場合は、身体介助・生活援助両方できないと難しいこともあり、介護職員初任者研修を受けていることが望ましいです。
資格取得補助制度は、大手企業では制度があるところもあります。
無いところが多いので、国の制度「介護職就職支援金貸付事業」を活用すると良いでしょう。
デイサービスやデイケア(通所リハ)は、シーツ交換などの生活援助・事務で働く場合は、特に資格はいりません。
送迎ドライバーも車の運転のみなら、第一種の普通自動車運転免許があれば、介護資格がなくても大丈夫です。
ですが、大規模なデイサービスでは、バスを使用して送迎を行うことがあります。
その場合は、中型普通自動車運転免許・大型普通自動車運転免許が必要な場合があります。
注意が必要なのは、職員が手薄で、送迎ドライバーも乗り降りの介助をしなければならない場合があります。
その際は、介護職員初任者研修を受けていることが必要です。
資格取得補助を受けたい場合は、大手企業は行っている場合もあるので、就職の際などに聞いてみると良いでしょう。
病院は、シーツ交換などの生活援助で働く場合は、無資格で働くことができます。
正社員で働く場合は、最低でも介護職員初任者研修の資格が必要です。
資格取得補助制度は無いことが多いので、国の制度「介護職就職支援金貸付事業」を活用すると良いでしょう。
未経験で介護転職し、スキルアップに繋がる!経験を積むことで取れる資格!
介護の資格にはたくさんの種類があり、スキルアップを目指せます!
これだけの資格の種類を見れば、介護職は将来性もあり、安定した職業ということが分かりますよ。
生活援助従事者 研修 (旧ヘルパー3級) | 介護職員初任者 研修 (旧ヘルパー2級) | 介護福祉士実務者 研修 (旧ヘルパー1級) | 介護福祉士 | 介護支援専門員 (ケアマネジャー) | 主任介護支援 専門員 (主任ケアマネジャー) | |
資格概要 | 公的資格 | 公的資格 | 公的資格 | 国家資格 | 公的資格 | 公的資格 |
受験資格 | 無資格OK | 無資格OK | 無資格OK | ※5必要資格 + 実務経験3年 | ※6必要資格 + 実務経験5年 | ※8ケアマネ 実務経験5年 |
必要経験 | 未経験OK | 未経験OK | 未経験OK | 3年 | 5年 (未経験から8年) | 5年 (未経験から13年) |
研修時間 | ※159時間 (1〜3ヶ月) | ※2130時間 (1〜4ヶ月) | ※3450時間 (2〜6ヶ月) | 勉強期間 3〜6ヶ月 | ※787時間 | 70時間 |
受験費用 | 2〜5万 | 3〜12万 | 【初任者取得者】 8〜13万 【無資格者】 10〜15万 | 受験料15300円 | 受験料 8000〜15000円 (各都道府県で 異なる) | 研修費用 3〜6万 |
その他 | できる仕事は 生活援助のみ | 正社員で 働くことができる | 訪問介護で ※4サービス提供 責任者ができる | キャリアアップ が見込める | ケアプランを 立てることが できる | 介護資格の中で スペシャリスト |
喀痰吸引等研修 | 認定介護福祉士 | 認知症介護 基礎研修 | 認知症ケア専門士 | 認知症介護 実践者研修 | 認知症介護実践 リーダー研修 | レクリエーション 介護士2級・1級 | ガイドヘルパー (移動介護従事者) | 介護予防運動 指導員 | |
資格概要 | 都道府県の 公的研修 | 民間資格 | 都道府県の 公的研修 | 民間資格 | 都道府県の 公的研修 | 都道府県の 公的研修 | 民間資格 | 公的資格 | 民間資格 |
受験資格 | なし | 介護福祉士取得後 実務経験5年 | なし | 認知症ケアの施設等、過去10年間 に実務経験3年 | 都道府県に よって異なる | 都道府県に よって異なる | なし | 都道府県に よって資格要件 が異なる | ※ |
必要経験 | なし | 5年 | なし | 3年 | 都道府県に よって異なるが 2年程度 | 都道府県に よって異なるが 5年程度 | なし | 都道府県に よって異なる | ※ |
研修時間 | 58時間 1〜4ヶ月 | 600時間 (1年半) | 6時間 (1日) | 100~150時間 (3ヶ月) | 都道府県に よって異なる | 都道府県に よって異なる | 【1級】6ヶ月 【2級】通学講座2日・通信講座3ヶ月 | 20時間 (3日) | 31.5時間 (4〜5日) |
受験費用 | 15万 | 60万 | 無料 (テキスト代 1000円) | 受験料 1次試験12000円 2次試験8000円 | 25000〜35000円 | 25000〜35000円 | 【1級】10万 【2級】35000円 〜39800円 | 2〜4万 | 6〜10万 |
その他 | 喀痰吸引の対応 が可能 | 介護福祉士の 上位資格の 位置づけ | 2021年4月より、 無資格の介護職員に「認知症介護基礎研修」を義務付けている | 『認知症ケア上級 専門士』という 上位資格もある | 役職が上がり やすい 転職しやすい | 認知症介護 実践者研修 の上位資格 | レクリエーション の企画・運営 について学べる | 視覚障害、全身障害、知的障害など、移動が困難な方に移動の支援をする | 高齢者の筋力 トレーニングや、 介護予防プログラムの作成などを 行う |
- 社会福祉士
- 社会福祉主事任用資格
- 理学療法士
- 作業療法士
- 言語聴覚士
- 精神保健福祉士
- 介護事務管理士(介護事務)
- 福祉用具専門相談員
- 柔道整復師
未経験者が受けられる国の制度「介護職就職支援金貸付事業」で給付金が受けられます!
「介護職就職支援金貸付事業」は、介護の未経験者・無資格者・無職の求職者などが、最大20万円の貸付を受けることができます。
貸付を受けた後、介護職場で2年間勤務すると返済免除になります。
注意点があり、公的職業訓練機関で介護研修(介護職員初任者研修など)を受けて介護職場に就職するのが前提です。
- 制度の対象者(「介護分野就職支援金貸付事業」の対象者)
【以下の条件の全てを満たす方】
①介護未経験者・無資格で働いていた方、無職で介護職員初任者研修などの所定の研修を修了した方
②介護保険サービス事業所等で介護職員等として就職した方
③就職支援金利用計画書を提出した方 - 貸付の条件
貸付後に介護職員等として業務に「2年間」勤務することで全額返済が免除される。 - 貸付金と使い道
20万円以内(介護の仕事に就職するための費用)
【例】子どもの預け先を探すための費用
介護にかかわる講習・書籍の購入費
介護の仕事に使う被服費
転居を伴う場合の費用
通勤用の自転車やバイクの購入費 など - 注意するポイント
介護職未経験者を対象に資格取得を目指せる職業訓練を受講し、修了後に発行される証明書で支援金を借りることができます。
・支援金は、就職前に支給される
・2年以内に離職が発生すれば返済義務あり
・住んでいる自治体で介護職就職支援金貸付事業を開始しているか確認
『介護分野就職支援金貸付事業』厚生労働省ホームページから参照しています。
詳しくは、厚生労働省ホームページを御覧ください。
支援金受給までの流れ
必須条件である職業訓練を受講するために、ハローワークで必要な手続きを行います。
研修等の受講が修了し、証明書が発行されます。
証明書が発行後、福祉人材センターで支援金の申込手続きをします。
運営主体は都道府県などの地方自治体です。
制度や職業訓練は『ハローワーク』、貸付は『福祉人材センター(社会福祉協議会)』が管理しています。

ハローワークや福祉人材センターは各都道府県が管理しているので、お住まいの地域の団体を調べてみてね。

人手不足が高まっていて、国は介護に対して色々な施策を打っているよ。
制度もうまく活用しながら、資格取得を目指そう!
初めての介護転職!未経験でもおすすめの職場と求人
まず初めは、特別養護老人ホームで経験を積むのが一番安心できます。
社会福祉法人など、国から認められた「公的施設」になります。
私自身、新卒で特別養護老人ホームに4年間勤めた経験もあり、制度がしっかりしていて、介護研修など教育面が丁寧な施設が多いです。
要介護3以上の入居者を対象としているため、要介護度が重度な方も多いですが、その分介護技術を実践で習得できます。
有料老人ホームは、民間企業が運営している「民間施設」になります。
民間企業が運営しているので、それぞれの特色がありますが、入居者様や職員に対して手厚い施設が多いです。
私も現在有料老人ホームで働いており、教育面などが丁寧で、介護研修なども積極的に参加できます。
新人社員が入ってきたときの教育制度が整っており、手厚いフォローがあり、安心できて良いです。
自立度が高い方〜要介護度5までの幅広い方が入居されているため、対応能力が求められますが、その分経験を積むことができ、勉強になります。
デイサービスとデイケアは、自宅から通いでサービスを受けます。
詳しい仕事内容は「仕事内容・雇用形態別の働き方」(準備中です)を見てくださいね!
要介護1・2の自立度が高い方が利用されていることが多いです。
介助が軽度の方も多いので、介護技術が未熟な未経験の方にとってはハードルが低い職場です。
要介護5までの方が利用されていますので、一概には軽度介助ではありませんが、他の職員にフォローしてもらえる環境なので安心感はあります。
勤務形態も日勤のみで、変則勤務が慣れていない方にとっては、勤務しやすい時間帯で働くことができますよ。
逆に介護未経験でおすすめしないのは、『訪問介護』です。
家に行き、一対一の対応になるので、介護スキルや生活援助スキルが必要になります。
そして、緊急時は事業所に連絡したり、1人で判断・対応しないといけないため、経験が必要です。
施設では、フォローしてもらえる職員が多く、介護技術を教えてもえる機会も多いので、未経験者でも安心感があります。
そして、分からないことでもすぐに聞ける環境なので、おすすめです。

未経験者には、教えてもらえる環境が大切だよ。
初めての介護の仕事だからこそ、安心して働ける職場を見つけよう!
未経験者にぴったりな介護の職場の選び方
未経験者が良い施設の選び方には、4つのポイントがあります。
- 介護職がどれだけ忙しく大変なものか、先にリサーチした状態で就職する
- 時間を掛けてたくさんの求人情報を見て、就職先候補をいくつか持つ
- 就職先を決めるときは必ず見学に行く
- 「自分の将来の目標はなにか」ということを明確にすること
「介護職がどのような仕事なのか」「どれだけ大変なのか」を知っておくことで、就職前に心構えをすることができます。
理想と現実とのギャップが離職率を高めるので、理解して納得した上で就職することで、前向きに介護の仕事をすることができます。
他には、介護未経験の方が仕事を辞めてしまう理由には、職場選びにあります。
まずはたくさんの求人情報を見ながら、求人を一つに絞らないことが大切です。
そして、必ず就職先が決まったら見学に行くことが重要ですよ。
たくさんの求人を見たいという方は、介護転職サイトの利用がおすすめです!
おすすめの介護転職サイト・エージェントを紹介しているので、ぜひ見てくださいね。
介護転職エージェントを利用すれば、無料登録で相談に乗ってもらいながら、転職の際も手厚くフォローしてくださいます。
実際に介護未経験の方も転職サイトの利用で、職場選びのサポートを受けておられる方が多数おられますよ!
そして、介護職をして自分がどうなりたいのか、将来の目標を決めましょう!
例えば、「介護の経験を積み、スキルアップをしてケアマネになる」など、自分のモチベーションを高める目標を決めることで、仕事を前向きに頑張ることができます!

まずは、転職活動の仕方を学ぶことが大切です!
「介護転職を失敗しない方法」を見て、参考にしてみてくださいね。
まとめ
- 年齢や学歴、性別は関係ない
- 自分に合った働き方を選べる
- 働きながらスキルアップできる
- 人手不足で転職しやすい
- 需要が高く、再就職しやすい
- 国の待遇改善により給料アップが望める
- 介護職がどれだけ忙しく大変なものか、先にリサーチした状態で就職する
- 時間を掛けてたくさんの求人情報を見て、就職先候補をいくつか持つ
- 就職先を決めるときは必ず見学に行く
- 「自分の将来の目標はなにか」ということを明確にすること
「介護職はどのような仕事内容」で「メリット・デメリット」を事前に知っておくことが大切です。
事前に情報を得ていることで、心構えができ、不安が解消されるでしょう。
未経験で介護転職をするのは不安だと思います。
私も専門学校を卒業してから新人として入社しましたが、不安はありました。
介護を全く経験したことが無い方なら、更に介護の仕事がイメージできずに不安が大きいことでしょう。
だからこそ、最初に就職する職場が重要です。
安心できる職場に就職することで、介護職のイメージも変わり、やりがいを持って仕事を続けることができます。
安心した職場に就職するための転職方法をまとめてあるので、一緒に見てくださいね!

未経験でも安心して働ける職場に転職できますように。
あなたならきっと良い職場に転職できるよ!

最初は未経験で不安でも、今では大活躍している方がたくさんいます!
ぜひ、「素晴らしい介護の仕事」に飛び込んでみてくださいね!